授業レポート「授業開発の理論と実際」

昨日7月28日(火)、標記授業の最終回がありました。この授業では、様々な校種、様々な教科を専門とする27人のM1院生が履修しています。15回の授業を通して、求められる学力について考えたり、授業開発における理論的基盤の構築として Piaget や Vygotsky や Dewey の理論について再考したり、多様な意見のまとめ方や構造的な板書について学び直ししたりして、授業のあり方について考究しました。今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策として Zoom による遠隔授業で行い、後半はグループワークやペアトークなどは控えるなどした感染防止対策を行った授業運営であり、授業者もそして受講者も工夫と想像そしてちょっとずつの我慢が必要な特別な授業でした。この最終回では、机の配置を互い違いに1席ずつ間隔をとりながらの円座形とし、みんなで15回の授業内容を振り返りながら、この授業でどのような学びを得たか整理しました。

写真はそのときの様子です。

後学期、いろいろな活動が制限されることなく、学習が進められることを期待しています。教職大学院において、授業や子どもたちの学習のあり方について、これからも大いに議論していきましょう。

 

 

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