チーム学校スペシャリスト養成講座(教育福祉)を開催しました

講師は、専門的知見と豊富な実践のスペシャリスト!

参加者の学びは、深まり、自分事としてとらえることができました!

スペシャリスト養成講座(教育福祉)が、8月28日、29日、9月12日の3日間行われました。今の社会問題であり、社会の創り手を育成する教育における重要な課題解決のフィールドが教育福祉そのものであること、また、課題の複雑さ、解決の困難性、教育における重要性等、参加者皆さんが実感し、解決に向けた当事者としてとらえることができました。

講師の方々の体験を通した提言、今後求められる取組等、参加者それぞれの立場において、取り組むべきことが明確になりました。学校現場の経験がない学生も、模擬体験を通して、心構えや教員としての必要条件など、得ることが多岐にわたり、学びは確かに深まりました。

 スペシャリスト養成講座履修者の皆さんは、教育関係者、行政関係者等、立場は様々ですが、学校を支えるメンバーとしての役割と責任を再確認できたと思います。また、人と人のつながりを築くこと、つながることで子どもたちの安全地帯が構築できること等、今後の学校支援の具体像が見えてきたのではないかと思います。

 今回は、ハイブリッド型研修の実施により、より多くの参加者が学びを止めることなく、深めることができました。オンライン参加者からは、充実した研修に参加できたことの喜びの声が届き、機会確保と質の保証が実証されました。参加者の声を紹介します。

いろいろな視点から子どもの成長、困り感を捉えることの大切さを感じました。SSWの役割や関わ

りによって改善できること、安心を生むことがとても大切だと思います。対面する学担だけではない関わりも設定していきたいと思います。

〇今日1日を通して、外部との連携の大切さや、学校としての役割、教員としての役割、また自分自身もSOSを出せる環境作りが大切だと感じました。

菅田先生の子どもへの愛情に私も心に火をつけられました。ありがとうございました。

力のこもった講話で、こちらも学んで行かねばと感じました。ありがとうございました。

〇児童虐待のケース概要に関する内容が特に印象に残っています。その家庭に必要な関連機関との連

携が速やかに行われて、場面に応じたきめ細かい対応がなされていることを知りました。通告の義務を忘れず、生徒の様子の観察など現場に入った際にはしっかりしていきたいです。

〇コロナも拍車をかけ、虐待や貧困を抱える子どもも多くなっていると感じるお話ばかりで、教員になる立場としてしっかりと対応していかなければならないと思いました。この度の学びを現場でも生かしていきます。ありがとうございました。

〇貧困も虐待も学校だけではなく関係機関の協力を図りながら、子どもを守りながら負の連鎖から子どもたちを救えるようにしたい。早期発見早期対応できる学校の一員として、今日の学びを行動に移せるようにしていきたいと思います。

ハイブリッド形式の講義は大変、よかったです。先生をはじめ、スタッフの方に改めてお礼申し上げたいです。ありがとうございました。

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