「碧梧桐の書」展 開催のご案内
2024.04.30 お知らせ
河東碧梧桐は、明治6年に生まれ、令和5年が生誕150年に当たりました。正岡子規や高濱虚子とともに東京で活躍し、自由律俳句の先駆者として活躍しました。その書は、周辺の者とは全く異なっており、個性的な表現は今なおファンが多く存在します。これらの書は東京根岸にある子規庵の向かいに住んでいた中村不折の影響だと思われます。
愛媛大学では、生誕150年を記念して、書を中心とした展覧会を企画しました。作品の多くは初公開ですが、「俳句革新紀念子規庵句会写生図」は正岡子規が存命中に開いた句会の様子を河村為山が書き、碧梧桐が賛を書いた極めて珍しい肉筆書画です。これ以外にも多くの肉筆作品を展示しております。碧梧桐の個性的な表現をお楽しみ下さい。