愛媛の俳句
子規全集
「俳都まつやま」が宣言されるまでもなく、愛媛県は俳句の聖地と言われ、多数かつ多様な主要俳人が輩出された地域です。栗田樗堂の庚申庵を始めとする三庵(愚陀仏庵・一草庵)、「松山市立子規記念博物館」、民間研究・顕彰団体としての「子規会」、さらには、高校生の「俳句甲子園」などは、「俳都まつやま」の象徴です。
愛媛大学における俳句研究は、古く和田茂樹氏(故人 名誉教授・法文学部 初代松山市立子規記念博物館長)の業績を基盤とするところが大きい。和田氏は、『子規全集』(講談社 1975)の出版の中心となり、正岡子規研究の基礎資料をまとめあげました。この『子規全集』の出版には、当時の法文学部・教育学部の多数の教員が深く関わっています。近年では、全国規模で展開される「俳句甲子園」の開催、運営に教育学部教員複数が深く関わって、俳句と学校教育の橋渡しをしています。
愛媛の俳人
(『愛媛県史』『俳句の里 松山』を参考に作成しました)
栗田樗堂 大島梅屋 大原其戎 内海淡節 奥平鴬居
正岡子規 夏目漱石 河東碧梧桐 高浜虚子
内藤鳴雪 藤野古白 河東可全 新海非風 五百木飄亭 下村牛伴(為山)
寒川鼠骨 野間叟柳 村上霽月 仙波花叟 松根東洋城 柳原極堂
岡田燕子 森田雷死久 中村草田男 今井つる女
酒井黙禅 野村朱燐洞 種田山頭火 高橋一洵 塩崎素月
五十崎古郷 石田波郷 富沢赤黄男 芝不器男
川本臥風 篠原 梵 村上壺天子 森 円月 森盲天外
高校国語教科書に見る愛媛ゆかりの俳人
栗田樗堂 正岡子規 高浜虚子 河東碧梧桐 中村草田男 石田波郷 種田山頭火
夏目漱石 他
松山市立子規記念博物館
小林一茶句碑
石田波郷句碑
松根東洋城一畳庵