第126回理科教育研修会
2018年5月12日(土)に第126回理科教育研修会(教材研究プロフェッショナル講座共催)を皿ヶ嶺で実施しました。テーマは「春の皿ヶ嶺の自然散策」で,向平和准教授,中村依子准教授が担当し,正岡小学校校長の大高茂範先生を外部講師にお迎えしました。現職教員2名(小学校1名,大学1名),学生3名(教育学部・理学部),教員OB 2名(中学校・大学),参加者家族1名,引率教員3名の計11名が参加しました。ブナなどの落葉広葉樹が新緑の葉を広げかけたころで,多くの野草が花期を迎えており,最高の自然散策になりました。皿ヶ嶺森林公園の駐車場に集合したあと,午前9時に風穴付近から始めて,ゆっくりと3時間かけて竜神平,皿ヶ嶺山頂までの登山道の植物を中心に自然観察を行いました。観察できた野草は,ラショウモンカズラ,クロフネサイシン,ジロボウエンゴサク,コンロンソウ,ヤマブキソウ,コミヤマカタバミ,イチリンソウ,ヤマルリソウ,ミツバテンナンショウ,ツクバネソウ,シコクスミレ,シコクカッコソウ,ウバユリ,クマガイソウ,イワカガミ,フタバアオイ,ハナイカダなどです。野鳥のさえずりが聞こえ,日ごろの疲れが大いに癒されました。