美術理論・美術史基礎演習
担当教員
対象回生
1回生
概要
「この美術作品は好きだけど、見方がよく分からない」という思いを抱いたことはありませんか。この授業では、作品をよく観察し、他の作品と比較したり、また歴史や背景を探ったりすることで、作品の面白さを発見する様々な手法を紹介します。
特に様々な革新的な技法や表現が生まれた時代、ルネサンス期の作品に絞って授業を進めます。毎回1-2点の代表的な作品を取り上げて観察し、作品記述の方法を実践的に学ぶとともに、芸術家達がどのような意図で、いかに革新的な表現に至ったのか、またその作品がなぜ作られ、どのように受容されたのかを考え、総合的な作品解釈を試みます。
なお、美術理論・美術史においては実物を見ることが何よりも重要なため、実際に展覧会を見に見学実習を行うことがあります。