1. HOME
  2. 教員紹介
  3. 上原 真依

教員紹介

上原 真依(UEHARA Mai)

専門:美術理論・美術史

研究内容

15世紀イタリアの祭壇画。特にカルロ・クリヴェッリの作品について研究しています。また近年は19世紀の美術市場におけるルネサンス期祭壇画の売買についても研究しています。


学生へのメッセージ

美術史は、作品をじっくりと観察し関連する史資料を丁寧に読み込むところから始まります。地味で単調な作業のようですが、時には作品を見るためシビリーニ山脈を駆け抜け「うちの名産ワインを味わったら、聖堂の絵を見せるよ」と言うお茶目な管理人と交渉したり、史料を求めて古文書館でミミズのような手書き文字と格闘したりしています。こうして多くの美術作品や史料そして人に出会い、考察を重ねる旅路を経て、より深い作品の理解へ辿り着けるのです。こんな美術史の旅の仲間に貴方もなりませんか。