令和2年度 NITSオンライン研修(教職大学院向け集中研修講座)に参加しました
例年、つくば中央研修センターで実施されているこの研修ですが、今年度は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、オンラインで実施されることになりました。「スクール・マネジメント」「生徒指導」「道徳教育」の3つの研修が行われます。
【スクール・マネジメント】
8月31日(月)から9月3日(木)の4日間には、「スクール・マネジメント」の研修講座があり、6名の大学院生が参加しました。
学校は、校長のリーダーシップのもと、カリキュラム、地域との連携、学校の資源等が一体的にマネジメントされ、教職員や学校内外の多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮することが求められています。また、学習指導要領において、カリキュラム・マネジメントの重要性が示され、地域や学校の実態等に即し、学校の資源や特色を生かした適切な教育課程を編成し、実施する必要があります。学校は、これらの社会的要請に応え、改善・変化を遂げなくてはなりません。
講座では、学校組織マネジメントの理論と義務教育学校・高等学校の実践事例、カリキュラム・マネジメントやヒューマンリソース・マネジメント等、またそれらの融合について、合わせて8つの講義が行われました。各講義後には、「リフレクション」の時間が設定されており、参加者は所属学校の実態や自己のこれまでの取組を振り返りながら、いかに力を発揮して学校改善を行っていくべきなのか、深く考えることができました。
講座の終了後、他の教職大学院の院生とオンラインで交流する場が設けられました。短い時間ではありましたが、意見交流をとおして、院生同士の温かいつながりを感じるとともに、本研修での学びをさらに深めることができました。