授業レポート第2回 プログラミングを活用した授業実践

今年度から小学校で導入され、注目を集めているプログラミング教育。金曜第4限「プログラミングを活用した授業実践」は、プログラミングの基礎を学び、小学校でのプログラミングを活用した授業づくりを行う実践的な授業です。今回は、その授業の様子をレポートします!

 取材したのは第3回の授業。担当の大西義浩教授に紹介されているのは、人型ロボットのPepper(ペッパー)です。今日は、このペッパーに話をさせたり動作をさせたりするプログラミングを体験します。これまでオープンキャンパスなど様々なイベントで仕事をし、活躍してきたペッパーですが、今日は、大西教授の指示に従ってデモンストレーションを行い、受講生をサポートしてくれました。

 プログラミングの基本は、順々に処理を実行していく「順次処理」、ある条件によって実行する内容を変える「分岐処理」、ある処理を繰り返し実行する「反復処理」の3つです。授業では、これまでにこの基礎的な部分を学び、ビジュアル型言語「Scratch(スクラッチ)」も経験してきています。受講生は、早速、ペッパーの業務を作成するテンプレートを使って入力していきました。モーションタブから動作を付けることにも挑戦です。修正や改善を行い、楽しみながら自分のアイディアを形にしていきます。あっという間に90分の授業が終わりを迎えました。

 小学校では、プログラミング教育の充実が目指されています。今後の授業では、教育実践の中心となって活躍できるよう、さまざまな教科での実践事例を分析したり、授業計画を作成・検討したりし、最終的には模擬授業を行うことになっています。

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