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チーム学校スペシャリスト養成講座(最終回)

チーム学校スペシャリスト養成講座もいよいよ最終日を迎えました。今日は「えひめの教育改革・学校改善」についての提案発表です。

1班は、「未来へつなぐ新しい形のコミスク」がテーマです。保護者が気軽に発言できるようSNSを使ったシステムづくりやその意見の分析方法、また、児童生徒がコミュニティ・スクールの正式なメンバーとして参画することなどについての提案でした。

2班のテーマは「『定員割れ』を解決するための魅力化プロジェクトの提案」です。高校入試に関わって、「地域とのつながりの強化」「ICTの活用」の二つの視点からの発表でした。高等学校の魅力づくりについて、公立の学習塾の設置など他県の取組を参考にした提案もなされました。

3班は、「『チーム学校』教育相談×ICT」というテーマでした。ICTによって教育相談事業をより効果的に行おうというものです。オンライン教育相談や相談予約のシステム化、児童生徒へのアンケートの電子化などの内容が提案されました。

4班のテーマは、「課題解決に向けた当事者意識の育成~生徒エージェンシーの実現化~」というものです。「エージェンシー」とはOECDが打ち出した「主体性」に関する概念です。学校の活動に対する児童生徒の意見をPTAとともに集め、それを実現することで主体性を高めるというものでした。

提案発表後には、熱心に意見交換がなされ、提案内容をさらに深めることができました。どのグループも、魅力的で実現の可能性のあるプランとなりました。

講座の終わりに、「履修証明書」の交付式が行われました。

75時間にわたって行われた本講座も終了です。受講されたみなさん、お疲れさまでした。「チーム学校スペシャリスト」として、講座で学んだことを今後に活かしてください。ご活躍をお祈りしています。

令和3年度も、さらにパワーアップして本講座が開講されます。大勢のみなさんのご参加をお待ちしています。

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