教材開発プロフェッショナル講座、大盛況!

第2回教材開発プロフェッショナル講座(外国語科)が、8月7日(土)教育学部2号館103教室にて開催され、松山市内、東予・南予の管内からの現職教員、学部生、教職大学院生など45名が参加しました。今回の講師は、文部科学省初等中等教育局視学官、直山木綿子先生で、オンラインによる対面型講座とし、新学習指導要領の着実な実施に向けた外国語科の授業づくりと学習評価について研修しました。講話では、まず学習指導要領の記載事項を再確認して基本に立ち返り、主体的な学習に取り組む児童生徒の育成のために、1単位時間の授業や1単元をどのように構成すればよいのかについて、大変深い学びを提供していただきました。

 資料は、国立教育政策研究所「指導と評価の一体化」のための学習指導に関する参考資料の事例を基に、「言語活動とは、?」の確認から始まりました。そして、言語活動の目的や設定時の注意点、更には、評価の基準等について、自己演習や現職教員と学生のグループ意見交換により、理解を深めていきました。小・中それぞれ、2学期の授業づくりに活かすことができる大変具体的な講話でした。直山先生のネイティブな英会話と京都弁の語り口調に魅せられながら受講した、濃密な4時間研修でした。

 研修会終了後も、103教室のいたるところで参加者の会話が弾み、充実感と納得感を得ることができたという熱気が溢れていました。オンライン集合型の研修会でしたが、直山先生とのやり取りもスムーズにでき、感染拡大という苦境の中、東京都と愛媛を結ぶ通信技術の力で、学校現場に還元できる講座を実施することができました。

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