教材開発プロフェッショナル講座(理科)教材開発の魅力を実感!納得! 開発に挑戦!
第3回理科講座も、参加者が、実感たっぷり、笑顔いっぱい、やる気満々になった研修でした。今回は、「魅力ある授業とは・・」をキーワードに、理科教材の魅力や指導のポイント、環境問題や自然界の脅威等、幅広い講話がありました。また、理科教育の指導者としての生き方、考え方、実践者としての目指すべき姿などの道筋を見通すことができました。
【魅力ある授業とは・・・】
★児童・生徒が無意識のうちにのめりこんでいる。
★児童・生徒の言動が生かされている。
★先生から学ぶことに誇りをもっている。
★「うちの子が、先生の授業のことだけは、家で話してくれる。」と親が言う。
【村上先生が若い頃、先輩教員からいただいた金言】
★「村上先生、授業に手ぶらで行ったらいかんよ。」
★「授業中、教師は映画監督みたいなもんだ。」
★「一つの授業の中にも、“起承転結”がある。」
★「大人は、子どもたちにとっての感動のコーディネーターで在りたいねえ。」
教育学部生、大学院生、松山市内中学校現職教員や県内小学校の理科専科を担当する管理職等の参加もあり、様々な交流も実現しました。終了後の感想を紹介します。参加者の言葉からは、今後の実践につながることが期待されます。
〇実物を用いて伝えられることの大切さを改めて実感しました!自分ごとの考えを持たせるための手法についても今後考えていきたいです!
〇ICT活用が重要視されているが、人間性や体験することの大切さを改めて実感することができた。多くのものをいただき感謝の気持ちでいっぱいである。教員になった時に役立てていきたい。
〇子供が輝く授業を目指すことは、自分の考えとも通ずるところが非常に多くあり、全体的に理解しやすい内容でした。楽しいだけでは終わらない、学びのある理科授業を展開するための視点を得ることができたように思う。
〇終始、実感を伴う理科の授業が展開されており、小中学生の頃に村上先生の授業を一度受けてみたかったと思いました。先生が、話されていた「子どもが光る授業」は、理科だけでなく、全ての教科で実現されるべきものだと強く思います。子どもが夢中になるものは何か。進んでやってみたいと思うことは何か。これらのことを常に考えて授業づくりに励みたいと思います。また、原体験の大切さも理解することができました。子ども達が大人になるにつれ、自分のしたいことやなりたい職業を見つける際のキーとなるのが小さい頃の体験だと考えます。一教師として、子ども達が沢山の人や物と五感を使いながら触れ合うことができる経験を積ませることができるよう私自身が人との繋がりを広げたり、学び続けたりすることを継続して行なっていきたいです。