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特別支援教育におけるキャリア教育、多様性のある社会について、ゲストスピーカーにお話しいただきました。

「特別な教育的ニーズへの対応」の授業では、10月25日に猪又竜さん(先天性心疾患患者、SOMPOホールディングス株式会社https://www.sompo-hd.com)に、障害や病気のある子どもたちのキャリア教育をテーマにオンラインでご講演いただきました。

猪又さんはお仕事の傍ら、長野県教育委員会の人権教育の講師として、長野県内の小学校、中学校、高等学校で、多様性を受容できる社会の実現の向けた講演を行うなど、共生社会の実現に向けた取組み(https://www.youtube.com/channel/UCJUEBGGECt_U1O6fr2GBIHg/videos)を行っています。 受講生からは「『世の中はいろいろに対応できていない、だからそこから障害を受けている人がいる』という考え方は目からうろこでした。」「周囲の理解に加え、本人が自分の特性を伝えること、その両者の力が合わさることで、誰もが自分らしく活躍できる社会が実現する」「子どもたちにはいろんな人と関わり、子どもたちがキャリアを考える時に、そこに多様な人々の存在が認められている未来を想像できるようになってほしいと思った」などの感想がありました。病気や障害は「その人がもっている」のではなく、そこに「ある」のであり、物理的・心理的バリアをなくしていくことで、共生社会をつくっていくこと、子どもたちに「人間はバリエーションが豊か」であることを伝えていく意義を教えていただきました。

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