授業の様子~「愛媛の教育改革」第4回~
「愛媛の教育改革」の授業を紹介します。
今回も、外部講師の先生から、教育行政及び教育現場の最新の情報と知見をご指導いただきました。
第4回目の授業となる本日の講師は、愛媛県教育委員会のお二人です。
・高校教育課 主 幹 國久保 浩二 様
・特別支援教育課 担当係長 原 喜代佳 様
國久保先生から
主に県立学校の視点から、教育行政の役割、愛媛県の教育施策、学校数・生徒数・教職員数、進学率等の説明をいただくとともに、県が進める「社会に開かれた教育課程」の具体策、具体例をご紹介いただきました。各校の地域の実情に応じた取組みを学ぶことができ、次代を拓く担い手を育てていく多彩な各種施策に、院生一同驚いていました。
原先生から
本県の特別支援教育の取組みについて、特別支援教育の変遷やニーズの高まりに応じた施策の具体策をお教えいただきました。地域や他校種の学校との連携活動の姿や、キャリア教育、就労支援などの具体例は、特別支援教育への意識を高め専門性を学ぶことにつながりました。
参加者の声
〇今日の授業で、教員の任務、役割について再認識できました。また、お話の中から、学校事務職員さん等、教員以外の方々の高い専門性に支えられて教育活動が成立していることを改めて考えることができ、組織の在り方についても改めて考えることができました。自分の研究テーマは「キャリア教育」なのですが、お話の中で具体例を学ぶことができ、大変参考になりました。今日の授業への感謝の気持ちを忘れず、今後も学び続けていこうと思います。 (特別支援教育コース 柘植香穂さん)
〇県の教育施策の最前線について、深く学ぶことができました。また、各学校の多様で特色のある教育活動を学ぶことができ、私自身が、普段から地域や社会に目を向けていく姿勢を持つことが大切だと感じました。特別支援教育については、原先生の「見ただけでは分かりにくい障がいがある子に、イマジネーションを働かせる」という言葉が心に響きました。私にとって、学びの多い貴重な時間でした。 (教科領域コース 坪内勇樹さん)
会の様子
お二人の先生におかれましては、公務ご多用の中お越しくださり、丁寧で分かりやすいご指導をいただき、ありがとうございました。