授業の様子~連携校実習3・特別支援教育連携校実習3~
11月26日はみなら特別支援学校,11月27日はしげのぶ特別支援学校,11月28日は勝山中学校で研究授業を行いました。
みなら特別支援学校では,小学部6年生を対象に生活単元学習「クリスマス会をしよう」をテーマに,「クリスマスツリーを飾ろう」という授業を実践しました。児童たちはハサミやのりを使い,オーナメントを制作しながら色の組み合わせやデザインを工夫しました。学校全体での温かいサポートのもと,実りある授業を実現することができました。
しげのぶ特別支援学校では,小学部2年生を対象に生活単元学習「こんこん!たまごだーれかな?」をテーマに,絵本の読み聞かせや手作りのたまご教材を用いた授業を行いました。児童たちは,たまごを選んで割る活動を通じて,選択や表現の楽しさを体験しました。授業後の研究協議では,研究授業における教材活用や授業展開の可能性について議論が深まり,多くの示唆が得られました。
勝山中学校では,1年生を対象に音楽の授業を実施しました。この授業では,音楽Webアプリケーション「カトカトーン」を活用し,創作活動を行いました。生徒たちは音楽の要素を意識し,音色やリズムを工夫しながら,創意工夫を凝らした作品を完成させました。授業後の研究協議では,創作活動を通じて音楽への理解や興味を高める指導法について熱心に議論が行われました。
実習校の校長先生をはじめ,先生方には多くのご協力をいただき,学生たちは研究授業と研究協議を通じて貴重な経験を積むことができました。授業の実践や研究協議に積極的に取り組み,教育現場での授業の質を高めるためのスキルを学ぶ良い機会となりました。次年度から初任者教員として授業をしていく上で,今回の経験が大きな糧となります。実習校の先生方には細やかなご配慮をいただき,学生たちは安心して研究授業に取り組むことができました。この場を借りて,ご支援いただいたことに感謝申し上げます。