エクステンション～フィリピン教育体験実習！～

　このプログラムは，海外教育実践体験実習プログラムの一つで，３月２日～３月８日までの６日間，愛媛大学教職大学院の４名の院生と６名の学部生が参加しています。
　本実習は，ステップコースとアドバンスコースの2つのコースに分かれます。
　ステップコースでは，フィリピン大学ディリマン校教育学部で，「日本の教育におけるAIの活用」について発表を行いました。
　アドバンスコースはさらに2つのチームに分かれ，フィリピン大学附属学校（UPIS：University of the Philippines Integrated School）で授業を行いました。1チームは小学6年生を対象に「地震の発生」を，もう1チームは中学3年生（現地の9年生）を対象に「メンデルの遺伝の法則」について授業に取り組みました。各学年３クラス全てに，３回ずつ授業を行いました。いずれのチームも，UPISや愛媛大学の先生方の助言を受けながら，授業準備や発表準備に取り組んできました。それぞれの実践では，現地の学びに意欲的で親しみやすい児童・生徒，学生の皆さんと，貴重な体験をすることができました。

日程は次の通りです。
３月２日：日本からフィリピンへ移動
３月３日：フィリピン大学の施設見学，大学総長への表敬訪問，UPISでのウエルカムパーティ
３月４日：UPISの授業視察、授業実践に関する事前指導、我々の最後の授業準備・発表準備
３月５日：UPISにおける授業実践およびフィリピン大学教育学部における発表と授業参加，事後指導
３月６日：公立学校(ジャッジ・フェリシアーノ・ベルモンテ Sr. ハイスクール)における授業見学，
　　　　　フィリピン大学女性連盟が運営する幼児学習センターにおける保育観察
　　　　　本プログラムでお世話になった現地の先生方とのさよならパーティ
３月７日：JICAフィリピン事務所訪問，
　　　　　文化研修（サンアグスチン教会，イントラムロス，国立自然史博物館など）
３月８日：帰国

日本の教育におけるＡＩの活用についての発表

地震のメカニズムについての授業実践

メンデルの遺伝の法則についての授業実践