授業の様子~愛媛の教育改革~
本日(6/30)、「愛媛の教育改革」の第11回目の授業を行いました。前回から3回シリーズで「学校改革の取組(小・中・高校編)」と題した授業を実施しており、今回は中学校編に当たります。
この3月まで松山市立の中学校で校長を務めていた田中祐二先生からの講話で、①不登校対応、②部活動の地域展開、③働き方改革、④県立高校入試改革の4つの内容について、現場の視点を盛り込んだお話がありました。特に、不登校対応については、サポートルームでの生徒の実際の活動の様子、部活動地域展開については、今後の具体的なスケジュールなどが伝えられ、今後の不登校対応において課題となることは? 部活動の地域展開は今後どのようになっていくことが予想されるか? 等について、グループで熱心に意見交換をしました。
現在、各自が進めている実践研究においても「不登校」への関心が高い受講生は多く、部活動や入試改革などの内容も含め、今、社会の変化とともに変わりゆく中学校について、学校現場の具体的なお話が聞けたことは、今後の教育活動の参考になったのではないかと思います。
最後に、「変わりゆくものと変わらないもの」として、田中祐二先生の普遍的なものに触れるお話は、受講生に深くしみ込んでいたように思います。
次回は、「学校改革の取組 ~高等学校編~」です。それが終わると、早くも「発表会」の始まりですね!





