授業の様子~模擬授業 活用か探究か?~
前期の授業もいよいよ大詰めになりました。
この日、「授業開発の理論と実践」の授業で、院生たちが四つの模擬授業を行い、その授業が活用と探究のどちらに分類すればよいか議論をするという内容でした。
高校数学の対数の性質を利用して、マグニチュードと地震のエネルギーの関係を明らかにする、統計データを基に喫煙が体に与える影響を考えるといったテーマ。一人持ち時間8分で模擬授業をするというミッションでしたが、皆、しっかりと授業を構想していて、授業を受けていてとても楽しかったです。授業開発をテーマにしたこの授業は今回13コマ目。これまでの学習成果がしっかりと身に付き、どの学生たちも指導力に一段と磨きがかかっている様子でした。
院生たちの話を聞きながら、習得型の授業はINPUT中心の学び、活用型の授業はOUTPUT中心の学びで、ともに教師の想定内で、意図する概念を身に付け使えるようにすることが目標であり、探究型は学習者が学ぶ対象や学び方、評価等を主体的に設定し、その学び自体が目標である考えると分かり易いと思いました。
















