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第6回デジタル教材開発プロフェッショナル養成講座

 9月も残り1週間となりました。秋分の日のこの日、第6回デジタル教材開発プロフェッショナル養成講座が行われました。今回は芸術健康系コースの最終回、「音楽科デジタル教材ワクワク活用講座」と題し、音楽科におけるICT活用についてのお話でした。
 音楽科の学習活動は大きく「歌唱」、「器楽」、「鑑賞」、「音楽づくり」の4つがあります。講師の先生から、タブレット端末上にピアノや琴などの楽器が表示され、鍵盤を弾いたり弦を弾いたりすると、実際に音が出るバーチャル楽器など、それぞれの活動で使えるWebアプリをたくさん紹介していただきました。
 中でも、比較鑑賞のためのアプリが興味深かったです。それは、別の人が歌う5曲の「翼をください」をそれぞれ聴き、タブレット端末上に気に入った1曲とその理由を入力すると、リアルタイムに全体に共有されるというというもの。一人一人の感性の相違点が明らかになり、学生たちの話合いも盛り上がりました。
 音楽科においても個別最適な学びを進めることが大切であり、そのために、ICTの活用はとても有効だと感じました。
 全15回シリーズのデジタル教材開発プロフェッショナル養成講座も、折り返しを迎えました。次回からは自然科学系コースに入ります。

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