児童自立支援施設「愛媛県立えひめ学園」を視察
9月23日(火)から講座『生徒指導・進路指導の実践研究』の授業が3日間にわたって行われ、最終日の25日には、新居浜市にある愛媛県立えひめ学園を大学院生23名が視察しました。
「えひめ学園」は、家庭環境やその他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を受け入れて心身の健全な育成と自立を支援するために、愛媛県が県内に唯一設置している児童福祉施設です。
午前10時過ぎ、マイクロバスでえひめ学園に到着。下司園長様からご挨拶をいただいた後、早速講義です。担当の小野先生から、発達障害や愛着障害について、また、子どもたちにどのように関わればよいのか、子どもの行動を理解しどのように対応するべきなのか、などについて熱く熱く語っていただきました。
その後、授業の様子や校内施設、寮などを見学し、最後は和太鼓演奏を披露していただきました。圧巻の和太鼓演奏でした! 以下は院生の感想です。
「感動で涙が出ました。一人一人が一生懸命太鼓と向き合い、真剣な表情で音を奏でて表現する姿は感動しかありません。」
「力強い和太鼓の音、息の合った声、一生懸命さが伝わる態度などを見て鳥肌が立ちました。そして、演奏後の子どもたちの達成感あふれる表情に感動しました。」
今回受講した院生の全員が、児童自立支援施設の訪問は初めてでした。えひめ学園の子どもたち、そして、その子どもたちに全力で向き合う先生や職員の方々の姿から、多くの学びと教師として今後子どもたちにどう向き合っていくかなどについて深く考える貴重な1日となりました。








