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授業の様子~ICTを活用した授業実践~

 教職大学院の科目「ICTを活用した授業実践開発」が行われました。全3回の松山市教育研修センターの先生方を講師にお迎えした連携による授業が実施されました。
 児童・生徒による活用をテーマに,スプレッドシートの共同編集とCanvaの共同編集機能を体験しました。旅行プランを考えるワークショップでは,画像や動画を組み合わせて資料を作成・発信する一連の流れを実践し,入力が即時に共有されることで他の案を参照しながら自分の案を高め合えること,役割分担と同時編集で作業速度が上がることを確認しました。受講後のふり返りでは,「発想の出し合いが形になる」「進捗や役割が見える」「時間を有効活用できる」といった共同編集の効用が整理される一方で,「個別で練る場面も必要」という運用上の視点も共有され,学習目的に応じて共同編集と個別編集を切り替える設計の重要性を確認しました。
 また,Gem機能を用いて生成AIの学校での活用について,各自の関心や到達度に応じて理解を深めました。Gem機能は,生成AIに「役割」「目的」「応答の方針」などをあらかじめ設定し,授業づくりや校務の場面に合わせた「カスタマイズAI」として活用できる点が特徴です。授業では,生成AIを授業に取り入れる際のねらいや留意点を整理しながら,質問の仕方や問いの立て方を工夫し,単に答えを得るのではなく,思考を深めるためのヒントを引き出す対話の在り方を確認しました。さらに,各自がGem機能でカスタマイズした生成AIを作成し,教科指導や学級経営など学校現場で想定される活用場面を体験しました。場面に応じた問い返しや助言の出し方を検討することで,生成AIを「答えの提示」ではなく「学びの伴走者」として位置付けるための設計視点を共有しました。
 今回の講義では,学習者視点に立ったICT活用の在り方を具体的に検討することができました。ご指導いただいた松山市教育研修センターの先生方,小田先生,長﨑先生,白石先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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