教職大学院のオンライン授業も本格実施!!
新年度スタート早々の4月下旬から始まったオンライン授業も、5月の連休終了後、本格的になりました。1週間の始まりに相応しい、目が覚めるような、そして気が引き締まるような授業が、5月10日、月曜日2限、ICTクラスルームにて行われました。
愛媛県教育委員会からの外部講師によるこの授業では、今の愛媛の教育事情、今年度の愛媛の教育施策、未来を見据えた愛媛の教育に求められる教員像等、全てがわかる、質・量ともに正に高度な授業内容です。これが、教職大学院ならではのカリキュラム。愛媛の教育をリードする立場の方から、直接講話を聞くことができる唯一の授業です。
平成28年度以降、毎年、教育委員会のご支援を受け、6年目となります。本日も、確かな情報と心に響く講話に、院生たちの表情は真剣そのものであり、その緊張感はオンライン授業にも、確かに流れていました。本県の児童生徒・教職員の実態に関わる情報や教職員の服務、感染症対策を含めた学校の役割、1人1台端末時代を迎えての授業の在り方、個別・最適な学びと協働的な学び、授業のあるべき姿など、大変分かりやすく、実践化につながる講話でした。チャットを活用して、質疑応答も行われました。
現職院生にとっては、教員としてのあるべき姿や自分がこれまで実践してきた教育活動の省察、今後の進むべき方向性の再確認等ができました。ストレートマスターにとっては、教員として教壇に立つための自覚と責任、また求められる教育の展望について、具体的に理解することができました。
学校現場に戻る現職院生、新たに教壇に立つ院生には、この最先端の学びを活かし、愛媛の教育をリードする人材として活躍してくれることを心から期待します。愛媛県教育委員会 義務教育課 管理主事主幹 客野英司様、指導主事主幹 大倉匡仁様、お忙しい中、ありがとうございました。