M2院生、連携校実習授業実践で実践力アップを目指しています!!
教職大学院開設6年目の本学修了生は、令和3年3月末で90名となり、愛媛県内外の小・中・高それぞれの校種の学校現場で活躍しています。県内においては、同じ職場の同僚として教職生活を共にし、切磋琢磨している修了生も増加傾向にあります。松山市内の連携校では、1校に複数の修了生が勤務している例が少なくありません。Ⅰ期生からⅤ期生までの修了生が、同じ教職大学院修了生というつながりを実感しながら、大学院での学びを自己の教育実践にどう活かすかについて、互いのキャリアに応じて、高め合うことが可能な環境となっています。
市内連携校H校では、教育実践開発コースⅠ期生とリーダーシップ開発コースⅣ期生、教育実践開発コースⅤ期生M2院生が、同じ6年生団で、日々教育活動を共にしています。リーダーシップコース修了生は、M2院生の指導担当教員であり、課題研究を活かした若手教員の養成に携わり、修了後も大学院での学びを更に高め、管理職として実践的指導力の向上が実現できるということです。また、Ⅰ期修了生は、採用4年目となり、同じ6年団では戦力となって活躍し、学年主任を支える役割を担っています。
現在、全ての学校においてGIGAスクールの推進に全力で取り組んでいるところですが、H校においても6年生国語科におけるロイロノートの活用に取り組んでいました。すでに、児童の活用スキルは高まっており、授業における活用は順調でした。ICTを有効活用した全体共有と個別の書く活動が、バランスよく展開されていました。
修了生の活躍が学校改善、学校組織の活性化の原動力となる今後の展開に、期待も大きく、今後は、修了生フォロアップ事業の展開にも努めていきます。