令和3年度 教職大学院フォローアップ事業 第3弾を実施しました

11月13日(土)愛媛大学教育学部大講義室にて、NITS・教職大学院等コラボ研修 アルムナイネットワーク人材開発研修会が開催されました。本研修会は、昨年度からスタートした教職大学院フォローアップ事業の令和3年度版で、今回は東予地域の管理職を対象に企画したものです。コロナ感染状況により、会場を大学に変更し、対面とオンラインのハイブリッド型研修会を実現しました。

参加者は総勢40名で、東予地域の管理職及び未来のリーダー、東予・中予・南予各地域のⅠ~Ⅵ期生の修了生が参集しました。企画運営は、アルムナイ役員を中心に活動し、再会によるつながりを実感しつつ、「学び続ける」機会確保の重要性を再確認しました。日常は、学校現場で目前の課題解決に向き合っている中、「ちょっと、ホット!タイム」となったのではないでしょうか。

研修テーマは、「教員の職能向上と組織開発 ― GIGAスクール推進に向けた取組 ―」で、露口健司専攻長には、「データドリブン型リーダーシップ実践」、聖心女子大学 益川弘如教授には、「GIGAスクール推進による協働的な学びと個別最適な学びの一体に向けて」と題して、ご講話をいただきました。研修は、課題解決的な方策として、GIGAスクール推進の現状と課題をタイムリーに可視化し、共有しつつ、参加者の学びのコミュニティから自校の改善方策を見出すよう企画運営しました。

地域間交流、職務間交流、世代間交流等、大学院修了生をファシリテーターとした学びのコミュニティを創出することができ、参加者からは、「学校現場から離れた空間で、研究に基づく理論に触れ、今の実践を見つめ直すことができ、新鮮で刺激的でした!」という声をいただきました。

 今後も、愛媛大学教職大学院は、修了生を核としたネットワークを活かして、県内の教員研修を牽引していきます。

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