授業の様子~「学校組織のリーダーシップ」~
「学校組織のリーダーシップ」の授業を紹介します。
このテーマをそのままイメージすれば、「校長先生の仕事」という捉えをされてしまうかもしれません。また、受講している院生の中には、十分な現場経験を経ている現職教員の学生と、まだ正式採用されていない学生がいて、受け止めの仕方はさまざまだと思います。しかし、本授業では、どの立場であっても、教員として認識しておかなくてはならない「チーム学校」としてのリーダーシップ論を学んでいきます。
参加者の声
〇今日の授業で、教員に求められている資質・能力の奥深さを再認識できました。期待に応えられるよう、リーダーをしっかりと支えられるような教員・組織人になりたいと思いました。また、「リーダーシップは、1人ではなく複数の力でこそ発揮できる」という言葉が心に響きました。学級担任になっても、児童生徒との信頼関係の構築によってこそ、自分のリーダーシップが発揮できるのだと気づきました。 (教科領域コース 土居健さん)
○これまで3回、リーダーシップ論の基礎理論を学んできましたが、今日はそれらを総括するとともに、リーダーシップが発揮されるさまざまな形態を具体的に学ぶことができました。とくに、「地域密着型のリーダーシップ」という言葉が心に残っています。私の研究テーマは「人材育成」です。ミドルリーダーが積極的に活動していくことの重要性を学び、自分が学校に戻った時、具体的に何をしていくべきなのかを考えることができました。 (リーダーシップ開発コース 鍋島理恵さん)