「連携校実習」を頑張っています!!

 教職大学院での学びの大きな特徴の一つに、学校現場での実習が挙げられます。学部時代の教育実習は院生全員が経験していますが、ここで学ぶ実習は、「オーダーメイド実習」と称されており、自らの職能成長課題や研究課題を踏まえて、一人一人が多様な実習カリキュラムをデザインすることができるものです。また、1か月足らずの期間である学部の教育実習とは違い、年間を通して学ぶことができるのも大きな魅力です。

 いくつかの実習科目があるのですが、今回は、小・中・高等学校での「連携校実習」で頑張っている院生の様子をお伝えします。

小学校

昨年度に引き続き、大好きな味酒小学校で実習を行うことができ、感謝の言葉しか見つかりません。これからの1年間、担任の先生方や子どもたちから、教師として大切な心構えや指導法等たくさんのことを学んでいくとともに、少しでも学校のお役に立ちたいと思っています。「善家先生がいてくれて良かった」と思っていただけるように頑張ります。

配置校:松山市立味酒小学校

善家 瑛徳 さん

小規模校のよさを実感しています。もちろん、様々な教育課題もありますが、先生方や地域の方から、一人一人の子どもたちがとても大切にされていると感じています。また、小学校と中学校が連携しているので、子どもにとって多くの学びがあるようです。このような、自分の実践課題・研究課題を追究できる環境を与えていただき、心から感謝しています。多くの先生方からたくさんのことを吸収していきたいと思います。

配置校:松山市立日浦小学校

時本 真弥さん

中学校

先生方の優れた授業や子どもの成長に感銘を受けながら、授業や学級経営の方法について学んでいます。目の前の生徒に対して誠実に向き合う先生方や、目標に向かって仲間と取り組む生徒の皆さんの姿を見て、教師として子どもの将来を支えたいという思いが強くなるばかりです。学校現場に出た際に、子どもにとって魅力的な授業ができるよう、しっかりと学び続けたいと思います。

配置校:愛媛大学教育学部附属中学校

森久 由紀子 さん

実習では、授業はもちろん、朝・帰りの会や給食指導の参観・支援もさせていただいています。大学院の講義で学んだことを実践したり、実習中に疑問に思ったことをゼミで話し合ったりすることは、私にとって深い学びにつながっています。今年からは部活動指導もさせていただいており、先生方からは「『教職員の一人』として期待しています」とありがたい言葉をいただきました。その期待に応えられるよう試行錯誤しながら取り組んでいきます。

配置校 松山市立勝山中学校

村井 裕弥 さん

高等学校

実習の初日は大変緊張していましたが、高校時代や教育実習でお世話になった先生が、偶然松山西中等教育学校に赴任されていて、温かい声をかけていただきホッといたしました。高校を卒業してもいろいろなところで先生方にはお世話になっているということが分かりました。不思議な縁を感じながら、人との出会いの大切さを実感しています。これから気を引き締めて頑張ります。

配置校:松山西中等教育学校

武田 章宏 さん

 実習の実施にあたり、配置校の学校におかれましては、校長先生をはじめ教職員の皆様に大変お世話になっております。また、児童・生徒の皆さんにも、御迷惑をかけていることが多々あることと思います。

 この恩をお返しできるよう、院生一同しっかりと学んでいきたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

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