愛媛大学教職大学院5年一貫養成システム(1年履修プログラム)導入のお知らせ
2024年度入試より、学部生の皆さんは、1年履修プログラムへの参加が可能となります。1年履修プログラムでは,大学院での修了要件単位の大半を1回生期で習得し,2回生期は大学院に在籍しながら初任者教員として勤務します。2回生期では,課題研究の4単位を取得します(順調に単位取得ができている場合)。
1年履修プログラムの利点は、次の2点です。ひとつは、経済的負担の軽減です。本プログラムに参加することで、2回生期から初任者教員としての給与が支払われるため経済的負担が激減します。授業料は2年分支払いますが、それを上回る収入が2回生期に得られます。もうひとつは、初任者教員期の支援体制の強化です。初任者教員という教員として最も困難な時期に大学院からの支援が継続的に受けられる点も本プログラムの大きな利点です。理論と実践の往還を基盤とする臨床経験の質が格段に向上します。
ただし、本プログラムに参加するためには、①学部4回生期に科目等履修生として教職大学院共通基礎科目を4単位以上履修すること、②愛媛県公立学校教員採用選考試験に合格することの2点を満たす必要があります。詳細情報については、今後、教職大学院特設WEBサイト等に掲載します。本プログラム利用の具体的な手続きについては、令和6年度愛媛大学大学院教育学研究科学生募集要項(令和5年4月頃公開)をご覧ください。