履修証明プログラム 「チーム学校スペシャリスト養成講座」特別支援教育講座①
学びは続くよどこまでも!? 髙橋葉子先生と学ぶ実践論!!
11月4日、当大学において「チーム学校スペシャリスト養成講座」が開催されました。今回の第10回目は、「特別支援教育講座」の初回であり、昨年まで愛媛大学教職大学院で教鞭を取られていた髙橋葉子先生(元特定教授)を講師としてお迎えしました。「私たちチームで全力伴奏者〜全ての子どもたちの自立と社会参加を目指して〜」というテーマのもと、髙橋先生がこれまで経験してきた小学校教諭、指導主事、管理職、研究職といった多様な視点から、特別支援教育を核とした学校経営や授業研究に関する取組を紹介いただきました。講義全体を通じて、受講者同士の意見交換の時間も多く設けられ、参加者一人一人が当事者意識を持ち、これまでの経験や学びを振り返ったり、深めたりすることができる機会となりました。また、髙橋先生は非常にパワフルな方で、各グループをまわりながら受講者と直接会話を交わし、現場の先生方の悩みや思い、これからの教育について語り合う場面も見られました。
髙橋先生は「特別支援教育≠特別なこと」と強調し、どの役職やキャリアにおいても、組織の一員として学び続けることが重要であると言われました。そして、「日常的、継続的、開放的に伴奏する」ことが特別支援教育において不可欠であると強調されました。今回の講義を通して、受講者は特別支援教育のみならず、学校経営や授業研究など幅広いテーマについて学ぶことができました。全ての子どもたちにとって、安心してのびのびと学べる環境を目指していきたいです。今後も、特別支援教育に関する講座を通じて、より多くの実践的な学びを得て、子どもたちの成長を支援する力を高めていきたいですね。