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チーム学校スペシャリスト養成講座「教育相談」第2回

 10月18日(土)の第2回目は、福井県総合教育研究所スクールカウンセラーの藪下遊氏をお招きして、講座を行いました。講座名は「子どもを適切に支援するために必要な見立て」です。開始時刻は、14時から17時まででしたが、藪下氏のテンポよく、さばさばと言い切る語りで、あっという間の3時間となりました。それでは、その様子をお伝えします。

【藪下氏】
〇受容が大切というけれども、勘違いしてはいけません。子どもが、親を自分の一部だと思い込んでいる場合は、受け入れてはいけない。
〇「ごめんね。できないんだ。」と言われて子どもは泣く・・・これをやりとりしながら子どもの気持ちをおさめていくことが、本当の「支える」です。
 教室からは、藪下先生の発する言葉一つ一つに対して、うなずきの声が聞こえます。この3時間は、藪下先生の話に引き込まれました。

 受講者の皆さんは、言葉一つ一つをメモにとり、真剣なまなざしで、話を聞いていました。特に、「脱錯覚」についての内容は、講座を終えた後、心がすっきりと元気になるものでした。大変多くの事例をご紹介いただき、子どもの「適切な見立て」について、具体的に教えていただきました。3時間過ぎても、まだまだ藪下先生の話を聞きたいと思った次第です。

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