理科観察実験2012 of 理科教育HP

後期の理科観察実験体験プログラムのガイダンスです。プログラムとの変更点や日程について確認します。また，後期のアシスタントを紹介します。

３年生「光の性質」や生活科，中学校理科と関係が　深い内容です。光と音には共通して「波」としての性質があります。実験を通して，光と音の性質について楽しく学びましょう！

第4学年「空気と水の性質」，「金属，水，空気と温度」について学習します．空気，水，金属は温めたときと冷やしたとき，体積はどのように変化するでしょうか．また，それを粒子として表すとどのように表すことができるでしょうか．前記の内容を復習しつつ考えてみましょう

新指導要領では，小学校６年生理科に「月と太陽」の単元が追加され，その中に「月の位置や形と太陽の位置」「月の表面の様子」の項目が導入されています。前学期の観察実験体験プログラムでは模型を使って月の満ち欠けについて考えました。後学期は，日没も早く，夕方６時頃にはすでに暗くなっていますので，実際に天体望遠鏡を使って月を観察します。

10月22日〜26日に行った月面観察のまとめをします。

4年生「ヒトの体のつくりと運動」についての教材の紹介を行います。簡単に作れるヒトの腕のモデルとニワトリの手羽先の解剖を実施する予定です。

4年生で行う1年間の季節変化の観察について，秋の生き物観察を行います。城山のどんぐりなどの観察を行う予定です。

重信川流域の生物（動植物）や川原の石を観察します。可能であれば上流と河口域の２カ所での観察を予定しています。新指導要領では，小学校３年生理科に「身近な自然の観察」の単元が追加されたり，小学校５年生理科の内容に「水中の小さな生物」「川の上流・下流と川原の石」の項目が導入されています。紅葉の重信川で自然を満喫しましょう。（定員25名の予定）

新指導要領では，小学校６年生理科に「月と太陽」の単元が追加され，その中に「月の位置や形と太陽の位置」「月の表面の様子」の項目が導入されています。前学期の観察実験体験プログラムでは模型を使って月の満ち欠けについて考えました。後学期は，日没も早く，夕方６時頃にはすでに暗くなっていますので，実際に天体望遠鏡を使って月を観察します。

11月19日〜27日に行った月面観察のまとめをします。

第5学年「物の溶け方」，第6学年「燃焼の仕組み」について学習します．ものが溶けるのは誰でも見たことがあります．では，それはどう言った原理なのでしょうか．何故食塩は水に溶けると見えなくなるのでしょうか．何故石は水に溶けないのでしょうか．水に溶ける食塩と砂糖にはどのような共通点があるのでしょうか．また，燃焼の仕組みでは，燃えるものと燃えないもの，燃やしたものと燃えるときに出てくる気体には，どのような共通点があるのでしょうか．これらを粒子として表すと，どのように表すことができるのでしょうか．

小中高を通して理科内容と関係が深い　「エネルギー」と「環境」についての教材を大学院生が紹介します。観察と実験を通して，エネルギーと環境の科学について楽しく学びましょう！

十種雲形とは「巻雲」「巻層雲」「巻積雲」「高層雲」「高積雲」「乱層雲」「層積雲」「層雲」「積雲」「積乱雲」の，１０種類の雲の形をいいます。季節や気圧配置，前線の通過などによって，発生しやすい雲があるのですが，今からでもまだ間に合いますので，なるべく多くの雲の写真をデジタルカメラで撮影しておいてください。当日は撮影した写真を印刷したり，名前をつけたり，またシーラーで封入したりして，自前の「十種雲形カード」を作成します。

光学顕微鏡を用いた微生物の観察を行います。自然のメダカは何を食べているのか，そして，生き物どうしのつながりについても考えてみましょう

小学校の内容ではありませんが，中学校理科において「放射線」についての学習が新しく加わりました。簡単な装置を作製して，宇宙から地球上に降りそそぐ　放射線（宇宙線）を観察します。最近よく話題に挙がる放射線について，科学的に理解しましょう！

第6学年「水溶液の性質」について学習します．酸と塩基(アルカリ)とは，どのような物質なのでしょうか．中和を粒子で表すとどのように表すことができるのでしょうか．酸，塩基は，取り扱いに注意が必要な物質ですので，使い方に慣れておきましょう．

理科観察実験体験プログラムの総括を行い，次年度以降のプログラムの充実のために，意見交換を行いたいと考えています。また，条件を満たした受講生に認定証の授与を行います。

今年度の理科観察実験体験プログラムのガイダンスです。昨年度のプログラムとの変更点，趣旨や日程について確認します。

生物的領域の観察・実験の基本スキルであるスケッチの方法や栽培・飼育の方法について確認し，その準備を行います。

夕方の西の空に月齢4の月と金星（-4.5等星）が輝いています。金星は4月上旬に東方最大離角を過ぎ，これから次第に地球に近づいてきます。6月6日の内合まで，望遠鏡で金星の形や大きさの変化をたどっていくと太陽－金星－地球の位置関係の変化を体感できることでしょう。

第3学年「ものと重さ」について教科内容の学習と実験を行います．実験例「虹をつくろう！」

5年生の「天気の変化」や6年生の「月と太陽」に関連した内容について，観察のポイントを説明します。また，月齢早見盤の作成を行う予定です。

3年生で行うチョウの飼育・観察の準備を行います。また，植物の発芽条件（温度・水・空気・光）を調べる実験を行います。

5月21日午前6時過ぎから9時頃まで最大食分93.3％の部分日食が観察できます。あいにく松山では金環日食とまではいきませんが，最大食分時（午前7時27分頃）には，太陽全体がほぼ月に隠される現象を観ることができます。2009年7月22日の部分日食よりも太陽が隠されますので，張り切って準備を進めましょう。

5年生で行うメダカの発生の観察を実際に行います。また，メダカが何を食べているのか，顕微鏡を使って観察します。さらに魚の解剖も行う予定です。

夕方の西の空に月齢3の月と金星（-4.3等星）が輝いています。金星は，西天低いのですが，望遠鏡ではかなり視直径が大きな三日月状の形を観察できます。4月下旬の様子と比較してみたら面白いと思います。一方，南東の空には土星（0等星）が昇ってきます。4年前には土星は輪が消失（なぜかわかりますか？）していたのですが，今年はだいぶ輪の観察がしやすい状態になってきました。土星は，夏までが観察の好機です。

３年生「電気の通り道」，４年生「電気の働き」に関する内容です。豆電球に，あかりをつけてみよう！

6月6日午前７時過ぎから午後２時前まで金星が太陽の前面を通過する様子が観察できます。宵の明星から明けの明星に移る前の内合の状態で，地球と太陽の間に金星が入ることにより”新月”状態の金星を観察できるのです。今回を逃すと，次回は105年後の2117年まで観ることはできません。

5年生の川原の石の観察を行います。川の上流や下流による形や大きさの変化を確認します。また地域による川原の石の違いについても体験します。

第4学年「空気と水の性質」を題材に，粒子性から見た教科内容の学習と実験を行います．粒子性は粒子領域の核となる部分です．実験例「パラシュートはどうしてゆっくり落ちるの？」

５年生「電流の働き」，６年生「電気の利用」に関する内容です。電磁石やモータを，楽しく作ってみよう！

第4学年「空気，水，金属と温度」を題材に，粒子性から見た教科内容の学習と実験を行います．実験例「風船を−200℃に冷やしてみよう！」

6年生で行う光合成に関する実験を実際に行います。気体検知管の使用方法やヨウ素デンプン反応について確認します。また，消化酵素に関する実験も行う予定です。

３年生「風やゴムの働き」，６年生「てこの規則性」に関する内容です。実験を通して，ちからについて考えてみよう！

4年生で行う1年間の季節変化の観察について，春および夏の間の観察結果をまとめます。また，昆虫の観察も行う予定です。