マイクロクレデンシャルに関する研究会がおこなわれました【6月14日(金)】

マイクロクレデンシャル(以下、MC)とは、学位取得よりも細かく区切られた学修単位を、個別に大学等の組織が認定したもので、日本でもその共通枠組みの策定や法的整備が急速に進められています。

愛媛大学では教育学部を中心に、4月に慶応義塾大学およびフィリピン大学ロスバニョス校の先生方を招聘し、国際講演会を開催しました。

その第2弾として、令和6年6月14日(金)、ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック取締役の最上千佳子氏と社会構想大学院大学の荒木貴之教授とをお招きし、研究会を開催しました。

最上氏からは、不確実で変化の激しい時代と呼ばれている環境で有効な開発手法である「アジャイル」の考え方と、適用事例のご紹介がありました。 荒木教授からは、学修履歴を証する「デジタルバッジ」の発行が各大学で進んでいること他、高校生や社会人を含む幅広い層がそのスキルや経験をバッジ化する等、先進事例の紹介がありました。

教員養成や教員研修でも今後デジタルバッジの活用は活発化していくものと思われますので、今後もこの方面での研究も進めて参ります。

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