教育学部と附属学校園の先生方による愛媛大学教育学部合同研修会が開催されました

令和7年4月17日に教育学部と附属学校園の先生方による愛媛大学教育学部合同研修会が開催されました。
全体会では、日野克博合同研修会会長の挨拶の後、今年度着任された新任教員の先生方の紹介、シンポジウムが行われました。
シンポジウムでは、「これからの学部の取り組みと附属学校園との連携のあり方について」というテーマに基づいて、教育学部と附属学校園から報告がありました。
まず、地域創生教育WG長の藤原一弘先生より「地域枠入試の動向と新たなカリキュラム」について、特に地域と連携した教育活動の取り組みについて説明がありました。
つぎに、才能教育センター長の隅田学先生より「日本発!愛媛大学教育学部附属「才能教育センター(Centre for Gifted Education and Talent Development: EU-GATE)」の設置」について」、発表がありました。才能教育の意味やこの分野における本学部の実績について共有することができました。
そして、実習委員会委員長の安部利之先生より「附属学校園における教育実習の現状と今後のあり方」について、発表がありました。コース再編に伴う実習の仕組みの変更点について理解を深めたうえで、教育実習を充実させるために必要なことについて意見交換を行いました。フロアからは、大学と附属学校園との更なる連携を強化することの必要性や教科指導力を高めるための指導のスタンスについてご意見をいただきました。
シンポジウム後は、研究部の部会と情報交換会が実施されました。今後の共同研究に向けた取り組みや教育実習に関する情報交換が行われました。
本研修会の成果をふまえて、学部・附属学校園の連携を通した教育活動や共同研究を推進していきたいと思います。

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