令和7年度若手研究者リサーチユニット支援事業キックオフシンポジウムが、愛媛大学ひめテラスにて開催されました。

 2025年6月2日(月)に令和7年度若手研究者リサーチユニット支援事業(代表者井上昌善「コミュニティ・オーガナイザー育成のための連携体制モデルの構築 ―社会的課題解決を目指す教育プログラムの開発と実践を通して―」)キックオフシンポジウムが愛媛大学ひめテラスにて開催されました。
 本シンポジウムでは、まず教育学研究科長の日野克博教授よりご挨拶をいただき、研究体制についての紹介がありました。本事業に関わる構成メンバーの先生方から、これからの研究活動の抱負についてお話がありました。つぎに、基調講演として研究代表者である本学部井上昌善准教授より「コミュニティ・オーガナイザー育成のための連携体制モデルの構築」について発表がありました。特に本研究の意義として活動にかかわるすべての人が成長する教育プログラムの開発を通して、新たな教育モデルの提案につながることが主張されました。そのうえで、ディスカッサントとして一般社団法人トリナスの土肥潤也氏に「コミュニティ・オーガナイジングと地域づくり」について発表をしていただきました。静岡県焼津市で展開されているまちづくりの具体的な取組の事例に基づいて、市民自治の実現につながるまちづくりのあり方を提案されました。そして、質疑応答が行われ、フロアの参加者と活発な議論が展開されました。
 最後に、本学部研究推進委員会委員長の岡本威明教授より、若手研究者リサーチユニット創生支援事業の概要や今後の研究活動推進のための視点についてお話をいただき、閉会しました。
 当日は、多くの本学の学生、教職員が参加し、これからの本事業の展開が楽しみだという声が聞かれました。

【関連サイト】
愛媛大学若手研究者リサーチユニット創生支援
https://www.ehime-u.ac.jp/research/y-research-unit/
井上昌善研究室
http://citizenshiplab-2025.ed.ehime-u.ac.jp/ru/

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