研修会活動報告2014 of 理科教育HP

2014年度理科研修会活動報告

  3月21日 第89回理科教育研修会「春の生き物の観察

IMG_3496.JPGIMG_3498.JPGCIMG0581.JPGCIMG0586.JPG2015年3月21日(土)に第89回理科教育研修会を実施しました。テーマは「春の生き物の観察」で日詰雅博教授,向平和准教授,中村依子講師が担当しました。まず,植物の生活型(生活形)や花序などについて説明した後,学内の植物を中心とした生物の観察を行いました。オオイヌノフグリやカラスノエンドウなど教科書で扱われている植物から学内に植えられている変わった植物まで,春の暖かさを感じながら観察しました。参加者は小学校教員3名,学生1名の計4名でした。(実施担当者:日詰雅博・向 平和・中村依子)






  3月14日 第88回理科教育研修会「防災教育

P1070752.JPGP1070754.JPGP1070759.JPG第88回理科教育研修会は,松山自然科学教室との共同開催で髙橋治郎先生による防災教育の内容で開催されました。参加者の多くは小学生とその保護者でした。高橋先生の独特な語り口に参加した小学生は熱心に耳を傾け、また、問いかけにも活発に対応していました。(実施担当者:髙橋治郎)




  1月31日 第87回理科教育研修会「教材開発ワークショップと第二部えひめ高校生サイエンスチャレンジ発表会

DSC_0250.jpgDSC_0252.jpgDSC_0253.jpgDSC_0251.jpg第87回理科教育研修会は,第一部大学生による教材開発ワークショップと第二部えひめ高校生サイエンスチャレンジ発表会の二部構成で行われました。第一部は,教育学部1回生「理科教育実践研究Ⅰ」履修生によるICT機器を使った実験の紹介と討論が行われました。参加者は学生9名,高校教員1名,センターその他4名,大学教員1名の計15名の参加でした。現職教員から様々なご指摘等をいただき学生にとって大変有意義な時間となりました。午後は,会場を総合情報メディアセンターに移し,県内高校生による研究発表会が行われました。県内から100名以上の高校生による口頭・ポスター研究発表が行われました。大学生に引けを取らない発表と質疑が行われていました。(実施担当者:隅田 学・佐野 栄・大橋淳史・向 平和)





  1月10~11日 第86回理科教育研修会「日本生物教育学会

愛媛大学教育学部を会場にして日本生物教育学会が開催されました。





  12月20日 第85回理科教育研修会「理科教材の情報交流

DSC_0206.jpgDSC_0212.jpgDSC_0216.jpg12月20日(土)午後より,年末の恒例行事となりつつある理科教材の情報交流が開催されました。大学院生による教材の紹介や、現職教員による干潟の生物・生態系に関する新しいタイプの教材の紹介や、気体の性質に関する楽しい演示実験などが行われました。その後、会場を移して”真の”情報交流会が行われました。(実施担当者:佐野 栄・向 平和)






  11月29日 第84回理科教育研修会「秋の星空と月の観察

PB290084.JPG月0001.JPG月0006.JPG11月29日(土)夕方,連日曇りがちの天候の中,奇跡的に快晴となり,月や星々を観察することができました。参加者は,小学校教員1名,中学校教員2名,大学生2名の合計5名でした。まず,室内にて当日観察できる星々の紹介と,天体望遠鏡の操作方法を説明し,その後,外に出て,月と星座の観察を行いました。赤道儀式天体望遠鏡で月を導入し,コンパクトデジカメによる写真撮影を行ったり,レーザーポインターによる星の説明,さらに,デジタルデバイスの天文ソフトによる星の観察方法などの紹介を行いました。(実施担当者:佐野 栄)





  11月15日 第83回理科教育研修会「生活と化学

PB180138.JPG11月15日(土)に,第83回理科教育研修会を実施しました。参加者は小学校教員1名,高等学校教員1名の計2名でした。最初にビニロンスポンジの作成を行いました。反応溶液の変化の様子や,得られたスポンジの手触りにに興味を持って頂いたようです。続いて酸化還元反応を利用したメチレンブルーとインジゴカルミンの色が変化する実験を行いました。その際,色の発現機構についても簡単に説明しました。フラスコを振ると色が変化し,放置すると元に戻るというものですが,色の変化を興味深く観察されていました。参加者は少なかったものの,有意義な時間を過ごすことが出来たと考えています。(実施担当者:熊谷隆至)




  10月25日 第82回理科教育研修会「プロジェクトWET一般指導者講習会

DSC02623.JPGDSC02627.JPGDSC02635.JPG2014年10月25日(土)9時から16時まで,第82回理科教育研修会(教材研究プロフェッショナル講座共催):プロジェクトWET一般指導者講習会を実施しました。参加者は現職教員3名,学生4名(アシスタント)の計7名が参加しました。午前中は,7つのプロジェクトWETのアクティビティーを体験していただき,その後,プロジェクトWETの概要説明,テキストの使い方について解説しました。午後は参加者が3つのグループに分かれ,テキストを使って,実際にアクティビティーを実施するティーチバックを実施しました。授業に即使用できる教材だと満足されていました。(実施担当者:向 平和)





  月23日〜24日 第81回理科教育研修会「日本理科教育学会

全国から700名を超える参加者がありました。愛媛大学からは多くの学生・院生のスタッフサポートがありました。また,県内の小学校,中学校,高等学校の先生方のご協力も有り,成功裏に終えることができました。



  7月19日 第80回理科教育研修会「磁気と電気のマリアージュ 〜電磁誘導〜

1.JPG2.JPG3.JPG4.JPG2014年7月19日(土)に, 第80回理科教育研修会(教材研究プロフェッショナル講座)を実施しました。参加者は小学校教員2名,学生2名の計4名でした。電磁誘導とは何か、その理解方法について説明した後、実際に永久磁石とアルミ板やアルミ管を用いて様々な電磁誘導現象を体験してもらいました。教科書に掲載されている電磁誘導は、コイルに永久磁石を抜き差しすることで検流計が振れるというものが殆どですが、身近にある道具を使った様々な電磁誘導現象に興味を持たれたようです。体験だけでなく、その現象をどのように理解するかについても詳細に説明しました。また、ミクロな電磁誘導現象である水の反磁性効果(モーゼ効果)の実験では、それを初めて体験する方が殆どで驚きの声が上がっていました。その後の質問時間には、電磁誘導だけではなく、磁性や電磁石など関連分野の内容まで話が及び、参加者は少ないものの充実した研修会となりました。
(実施担当者:中本 剛)




  6月21日 第79回理科教育研修会「『振り子』教材の深化・拡充

写真 1.JPG写真 2 (2).JPG写真 4.JPG写真 2.JPG2014年6月21日(土)に第79回理科教育研修会を愛媛大学教育学部3号館3F305教室で実施しました。テーマは「『振り子』教材の深化・拡充」で,隅田学准教授と白濱弘幸教授が担当しました。現職教員5名(小学校3名,中学校1名、高等学校1名),大学生2名の計7名が参加しました。
今回の講座では,「振り子」教材の教育的意義とその発展的取り扱いについて,科学的・歴史的・哲学的・技術的な観点から検討し,実践的に研修を行いました。学校理科では,「振り子」といえばガリレオ・ガリレイがよく紹介されますが,実際にガリレオが行ったことにどのような意義があったのか,それが現代社会にどのようにつながっているのかについて触れているものはありません。今回は,ガリレオ・ガリレイの偉大な点やその後の発展,ホイヘンスやフーコーの業績も共有しながら,現代的なその利用や発展について学びました。iPadを使った計測や,電子黒板を用いたカオス振動の可視化・共有化の方法についても実践的に学ぶと共に,開発したコンピュータシミュレーションも試しました。簡単に作成できる二重振り子教材の作成も行いました。
限られた時間ではありましたが,「振り子」という教材について,その科学的意義,物理学的意義,教育学的意義について,活発な意見交換を通して,理解を深めることができました。(実施担当者:隅田学・白濱弘幸)




  5月31日 第78回理科教育研修会「カエルの発生の観察

DSC02006.JPGDSC02011.JPGIMG01184.jpg写真の子ガエルは愛媛大学で卵から発生したカエル2014年5月31日(土)に, 第78回理科教育研修会(教材研究プロフェッショナル講座)を実施しました。参加者は小学校教員2名,高校教員1名,教育委員会・センター職員2名,一般1名,学生・院生5名(農学部1名,院生2名,学部生1名)の計10名でした。アフリカツメガエルの飼育方法等について説明した後, ホルモン注射・解剖(精巣の採取)・卵母細胞の採取・人工授精の方法を, 参加者も一緒に体験してもらいながら実演しました。最後に, アフリカツメガエルの初期胚を顕微鏡で観察しました。実物の初期胚はインパクトがあったようで, 参加者全員が初期胚を持ち帰っていました。(実施担当者:中村 依子・日詰 雅博・向 平和)





  5月10日 第77回理科教育研修会「染色体のDNAを見てみよう

DSC01966.jpgDSC01969.jpgIMG_0389のコピー.jpgIMG_0434のコピー.jpg2014年5月10日(土)に第77回理科教育研修会(教材研究プロフェッショナル講座と共催)を実施しました。参加者は小学校教員3名,中学校教員1名,高校教員2名,学生・院生8名の計14名でした。まず,ヒトの口腔粘膜細胞を採取し,DAPI染色を行い,蛍光顕微鏡で観察しました。参加者は,自分の細胞のDNAの蛍光が観察でき,蛍光顕微鏡についても理解を深めていました。並行してニンニクの根端分裂組織のフォイルゲン染色を行いました。きれいに染色できているプレパラートは,ドライアイスで凍らせてカバーガラスを剥がし,封入剤で永久プレパラートにしました。参加者はきれいな分裂像を観察できる永久プレパラートを持ち帰ることができ満足しているようでした。最後にニンニクの根端細胞をDAPI染色を行い,蛍光顕微鏡で観察しました。なお,写真のスケールは50μmです。
(実施担当者:日詰雅博・向平和・中村依子)


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